2017-11

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

世界に普及したカヌー

20060226150834.jpg


■世界に普及したカヌー

いまでは一部の部族を除き、ネィティブ・アメリカンの人達が今日、カヌーに乗る必要はなくなってしまいましたが、ネィテイブ・アメリカンの叡智の結晶であるカヌーは、使い勝手のいい道具として世界に広まりました。
一般的には「カナディアン・カヌー」と呼ばれています。
ただ、現在でも「バーチ・バーク・カヌー」にこだわり、伝統技術を守り続けている人達が数多くいます。

●「ミックマック族」のカヌーとティピ
20060226150857.jpg

●白人のカヌー・キャンプ
20060226151302.jpg



【ネィテイブ・アメリカンのカヌーについての参考文献です】

「カヌー大全」ともいえる、カヌーをテーマに一冊にまとめられた本です。カヌーの歴史に始まり、様々なカヌーについて系統立てて解説しています。
フランス語の本なので、言葉で理解するのには難しいところもありますが写真・イラストも点数が多く、資料として価値のある本です。

・題名:Canoe
・著者:kenneth G. Roberts et Philip   Shackleton
・出版社:Denoel
・サイズ:A4変形 本文280P カラー
・ISBN:2-207-23305-7

20060226150936.jpg

スポンサーサイト

カヌーはネィテイブ・アメリカンの叡智の結晶です

20060221225359.jpg


■カヌー【Canoe】は
ネィテイブ・アメリカンの叡智が生んだ
移動と狩猟のための道具です。

ネィテイブ・アメリカンが鉄道を「アイアン・ホース」と呼んでいたことは有名ですが、
また川を「動く道」ともいっていました。
しかし、動く道とはいえ移動には道具が必要です。そこで考えたのがカヌーです。
ヌマヒノキで枠組(骨組み)を作り、樺(カバ)の樹皮を枠組みに合わせて縫い付けるという
シンプルなカヌーは縫い糸としてクロトウヒの根を使い、同様にクロトウヒの樹脂を塗り、防水処理をしていました。
ほとんどのカヌーは50kg以内で、一人で担ぐことができるほど軽量でした。
全長は長いもので11m、最大1,800kgの荷物を運ぶことができました。

こうしたカヌーを開発したのは、アメリカからカナダの北東部地方に住んでいた「ペノスコツト族」や
「マリサイト族」「ミックマック族」などですが、広く他のインディアンにもその便利さが伝わりました。
また1600年代のヨーロッパ人の探検家やマウンテンマン(罠猟師)、毛皮交易商達は好んでカヌーを使用していました。

ネィテイブ・アメリカンが登場する映画にはよくカヌーシーンがあります。
中でも「大陸の怪男児ダニエル・ブーン」や「ラスト・オブ・モヒカン」「北西への道」などの映画では
カヌーのシーンがふんだんに登場します。

今日では世界的に普及したカヌーですが、考案したのはネィテイブ・アメリカンだったのです。 
20060208050636.jpg


------------------------------------------------------------------------
■ネィテイブ・アメリカン入門の一冊
------------------------------------------------------------------------
【NATIVE AMERICAN A PORTRAIT】
 
 The Art and Travels of 
 Charles Bird King ,
 George Catin and Karl Bodmer
 
 ・著者:Robert.J.Moore.JR
 ・出版社:TEWART TRBORI&CHANG
 ・ISBN-1-55670-616-2
 ・サイズ:B4
 ・ページ数/282P

●巻頭文章の意訳
アメリカ西部の未開地、いわゆるインディアン・テリトリーを旅することは
スペースシャトルで宇宙を旅行することと同じくらい、特別なことだった。
1820年、1830年代、インディアンは、ほとんどの白人アメリカ人から野蛮な人間と見られ、嫌われていた。
農場、工場、鉄道、村を作るためには、インディアンを排除する必要があった。
結果的にヨーロピアン・アメリカ人は、インディアンの生まれた土地を侵略して、彼等の生き方を永遠に破壊した。
そんな時代に、インディアンの中に飛び込んでいった、チャールズ、ジョージ、カールの三人のアーティストがいた。
写真術が生まれる前のこの時代に、三人は成果の約束されない冒険の旅にでた。
アメリカ・インディアンの文化を記録するために、川を渡り、山を越え、砂漠を踏破したのだ。
彼等はインディアンはひとつの独立した民族であり、その生き方の素晴らしさを知っていた。
彼等はそれぞれ独自に活動していたが、ひとつのビジョンで繋がっていた。
彼等の作品や著述したものはすべて、アメリカ・インディアンの様々な文化を記録したものとして
今日も大切に保存されている。

●解説
「インデイアンに対する偏見が渦巻いていた時代に、民俗学的、人類学的分野での
貴重な記録を残した三人のアーチストの輝かしい業績が集約された一冊」


多数の美しいドローイング作品が収録されている。
臨場感のあるドローイングを見るだけで、ネィテイブ・アメリカンの多様な文化が一目で理解できるいい本です。
 
20060209123841.jpg

20060209124103.jpg

20060222004535.jpg

«  | HOME |  »

プロフィール

北米先住民族文化研究所 パニオロ・ケニー

Author:北米先住民族文化研究所 パニオロ・ケニー
ネィテイブ・アメリカンの研究をライフワークとしています。研究を始めて15年。インディアン、エスキモー、イヌイット等、北米の先住民族〔ネイティブ・ピープル〕の生活文化の素晴らしさと事実を多くの人に知ってほしいと思います。






最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

■人気ブログランキングに参加しています■


人気blogランキングへ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。